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モバイル通信をBICSIMに換えました!
ここまでの道のり・・・長かった・・・・。とうとう、あの忌まわしきぷららモバイルLTEからおさらばして、新しいMVNOのBICSIMに、MNPで移行しました。
MVNOからMVNOへのMNPの移行はあまりまだ例が多くないかもしれません。ので、そのあたりの注意事項含め紹介したいと思います。
なぜBICSIMにしたか。品質の安定性を痛感したから。
色々調べましたよ。そりゃあ。もうさんざんこりてますから。これまではぷららモバイルLTEの無制限使い放題を使っていましたが、3Mbpsの速度制限の1/100くらいのスピードしかでない通信で、どうやって使い放題しろと。。。という状態でしたから、今回は慎重に選びました。
個人的に許せないぷららモバイルの記事はコチラ
今回移行先を選ぶにあたり、3GBで良かったので、選択肢はかなり沢山ありました。DMMに楽天にNifmoにIIJにMineoにBICに・・・と有象無象のMVNO業者が蔓延るジャングルをうろうろしながらハンターのようにじっとネットを通じて観察していました。
見た目のキャンペーンに惑わされることのないよう・・・新規参入は最初は速度が速くても無理なユーザ詰め込みですぐに回線が遅くなることも考え・・・実績と・・・そう、
通信の安定性、とにかくコレ
痛感しました。MVNOはうまく使えば回線が安くお得になりますが、その選択の責任もユーザにあるのです。サポートもちゃんとしていません!だからこそ、安いのです。そこに人件費を使わずに、通信回線に投資しているから月々安いんです。つまりユーザが自分で責任を持って調べて契約して使っていかねばなりません。
そこで一番大事なのは・・・・
数百円、数十円のお得によるコストパフォーマンスではなく、通信品質の安定にこそ注目すべきなのです。
大事なことなので何回も言います。普通、逆の考えでもよさそうなものです。せっかくMVNOという格安SIMを使うんだから、一番オトクにコスパ高い会社と契約すべきじゃないか、と。
いえいえ、数字に騙されてはいけません。なんせこの世界は、
ベストエフォートですから!!!
このベストエフォートという言葉は、コンプライアンス、という言葉と同じくらい便利で汎用的で、何の意味もない雰囲気言葉なのです!!騙されてはいけません!目の前の数字は、最高に努力をして到達する(実際はしない規格上の)臨界点がパンフレットに並んでいるだけです!
つまり、出来るだけちゃんと通信の数字が出せる、もっといえば、快適に、少なくとも遅いぃいいいいいなんだこれええええ!!みたいな体感にならない通信会社を選ぶことは、実は格安SIMを使う上では最も大切なことなのです!
IIJmioの素晴らしさ
そんな中で、結局たどり着いたのはIIJmioです。この会社はユーザ数も多く、実績もあるというか、長期で運用しているのに通信速度がわりと安定して出ているという評判のよい業者です。とくに、クーポンスイッチで高速通信と低速通信を自分で切り替えて、月々の通信量を節約しながら使うという面白い機能があります。ゲーム感覚で節約できて、さらに翌月まで繰越しが出来るというのも素敵です。例えば、今月3GBのうち1GBしか使わなかったよ、という場合、翌月に2GB繰り越しされます。有効期限は1ヶ月ですが、いざというとき用に繰り越しておこうなど、ユーザが自分で計画的に使えます。
低速モードでも、最初の数秒はバーストモードといって、高速通信と同じ速度が数秒間出ます。Webページやツイッター程度なら、まったく問題なく使えます。
ま、細かい機能も素晴らしいことながら、やはりその安定性ですよ。IIJは、かなり通信についてのノウハウも持っているように思います。iOS9に対する設定方法を解析した的なニュースも見ました。おそらく通信についてかなり勉強されていると思います。そういう所がいいんですよ。ドコモなどのキャリアから回線買ってきて、ユーザを詰め込みまくるだけのプロバイダ(業者)の実に多いこと!!ねぇぷららさん!!!!!
BICSIMはIIJmioの上位互換である
で、結局BICSIMにしたわけですが、それはIIJmioの代理契約であると同時に、BICのWi2サービスがついてくるから、です。
BICSIMと契約するというのは、イコールIIJmioと契約するということです。間にBICカメラが仲介しているだけです。ただし、別に料金上乗せなどはなく、料金体系やプランはまったくそのままIIJmioと同じです。
それどころか、BICSIMで契約すると、BICカメラのサービスである、公衆無線LANのWi2も無料で使えるのです!つまりIIJmioと同じ値段でプラスアルファがあるわけですね。
このwi2 300というサービスはなにかというと、マクドナルドや駅、カフェなどに設置してある公衆無線LANに接続して通信出来るというサービスです。本来なら、月額362円かかります。それが、このBICSIMだと無料でついてくるのです!
どう考えてもBICSIMでしょう?
・・・え?さっきはお得で選ぶなとか言ってたくせに?
まぁまぁ。いいじゃないですか。やっぱりお得も欲しいでしょ?
とはいえ、中身はIIJの通信そのものですから、通信品質で選んでいることは間違いないわけで。その中でお得な方法があるならそっちのほうがいいじゃないですか。
というわけでBICSIMで契約しました。
ビックカメラで手続きするとその日にMNPが終わります
場所はわりと首都圏の店舗に限定されますが、BICSIMカウンターという場所があり、そこで店員さん受付の元、その場でMNPで移行できちゃいます!これはかなり嬉しいサービスです。
キャリアでは当たり前のこのサービス、MVNOと契約する際はそうはいきません。基本はユーザが自分でネットで契約して進めなければなりません。その人件費を削ることで安くしているわけで、そこは仕方ない部分のはずなんですが、そこはさすがビックカメラ。カウンターで話しながら契約出来てしまいます。そういう意味でも格安SIM初心者にも強くおすすめします。
住所関係の書類は特に気をつけろ
契約に必要な書類は、身分証明書と、mnpの転出の際に発行されたMNP予約番号が必要です。まずは解約手続きを行って、MNP予約番号を発行してもらってください。auで買った端末は、BICSIMは無理です。気をつけてください。docomo端末やSIMフリー端末をおすすめします。
そして身分証明書は、現住所と顔写真が載っているものが必要です。免許証 があれば問題ないでしょう。
が、私の場合、引っ越していて現住所と同じでなかったので、そういう場合は補助書類として公共料金の支払いの紙が必要です。
これにハマってしまいました。。。。なんと用意した書類がNGで、家に取りに帰るはめになったのです。もう最悪でした。。同じ轍を踏まないように気をつけてください。
公共料金の支払い用紙は、その書類が発行された日が、3ヶ月以内のものです!そして、収納したことが証明できる領収印などがあることが必要です!!厳しすぎます!!
うっかり捨てていたらジ・エンド。本当にこのあたりは融通が効きません。。別に滞納していなくても、お金を払う気でいても、決まりですから仕方ないです。十分注意して書類は用意してください。
固定回線+BICSIMで通信費用を節約
現時点では、これが最強でしょう。家で光コラボなど、お得になる回線で契約して、家ではwi-fi、外ではBICSIMでうまくクーポンを使い分けながら3GBに抑える、というのが通信速度が快適で安く収まる方法かなと思います。
もちろん、時代は変わっていくし、今の契約が将来もずっと安定しているとも限りません。なにせベストエフォートな業界ですから。
ただ、今回の移行のために、家では制限なくネットが使えるように固定回線を契約して用意しておきました。So-netの光コラボにしたのですが、これまた快適につかえています。固定回線は地域や住居形態で速度が大きくことなるので気をつけてください。
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mioアプリでスイッチと制限を管理出来る
IIJmioはアプリも充実しているようです。さすがです。みおぽんスイッチは公式アプリで、高速と低速通信スイッチを切り替えることが出来ます。簡単に切り替えられてすばらしい。実際低速でもやはりバーストモードがかなり効いています。テキストメインのページはすんなり表示されますね。
MioMixというアプリがこれがまたすごく便利。切り替えスイッチはもちろん、通信使用量のグラフや、なんと1日あたりの容量制限で自動的にスイッチを切り替えるという機能があります。これは素晴らしい。早速インストールして、3GB÷30日=100MBということで100MB使ったら低速通信に切り替えるようにセットしました。これはいいですね。
BICSIMにしてから記念すべき初の速度計測の結果はコチラ。
うーん・・・・速い!!!素晴らしい!!表示もパッと表示されます。今までぷらら使っていただけあって、あまりの速さに感動!いやぁ、十分な速度が出てくれています。
これから色々な時間帯や、場所でしばらく使ってみて、また使用感をレポートしたいと思います。特にお昼やゴールデンタイムはどうなるかわからないですからね。
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※追記
1週間使ってみた感想を記事にしました。