格安SIMのBICSIM(IIjmio)を1週間使ってみたが快適すぎ クーポンの切り替え楽しい

BIC SIMにMNPで乗り換えして1週間が経ちました。

以前が悪徳なぷららモバイルだったのでそこから比べたら良くなったのは当たり前というやつですが、所感や気になったところなどを書いていきたいと思います。

MNPでBICSIMに移行した顛末の記事はコチラ

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IIJmioの通信はやはり品質が良い

BIC SIMは、ビックカメラが展開するMVNOサービスなのですが、その中身はまんまIIJmioなんですね。ただし、ビックカメラを介するからといって値段が上がることはなく、料金プランはIIJmioもBICSIMも全く同じです。

ではビックカメラで契約するメリットは何か、というと、ビックSIMカウンターという店舗で対面契約が出来る(つまりその日に回線開通)という点と、ビックカメラが独自でやっているwi-fiサービスのwi2 300が月額料金の追加なしで使うことが出来ます。つまり完全上位互換なわけです。なので私はBICSIMにしました。

変更して1週間、ガンガン使いましたが、全く不満はありません!それどころが大満足です。

冒頭部分での参照記事でも書きましたが、IIJmioの通信技術はやはり素晴らしく、速度が安定して出ますね。安定通信は大正義です。いや本当に。

自宅で計測したわりと混む時間帯の速度がコチラ。

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うちの自宅光回線での無線LANの速度より速い速度が出てます。サクサクです。

あと、混む時間帯と言えばお昼ですが、平日のお昼の速度も十分速度が出てます。

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下から3番目です。10Mbps近く出ています。これは驚きました。これだけ速度が出ていたら、正直Webページを見る程度ならあまり体感で違いがわかりません。サクサク表示してくれるので、

遅いなぁ〜、今いったい速度どれくらいだ??

といって、速度計測をやたらしてしまうということもなく、何も気にせずスマホがいつもどおり使えます。

このありがたさといったらもう・・・。格安SIMはどうしても通信回線が不安定というイメージがつきまといますが、ユーザ数が多いにもかかわらずIIJmioさんはさすがですよ。

低速モードでもバースト通信の通信量が多くて快適

特筆すべきは、低速モード時の通信です。後述しますが、通信量を出来るだけ抑えるためにクーポンで低速モードにして使っていますが、これがまた快適でびっくりしました。

低速モードでも、通信し始める最初の数秒は高速通信と同じ速度で通信出来るため、Webページ程度なら快適になる、というのがバーストモードなのですが、

そもそも低速通信時の安定性も高い

です。回線は細いので遅いのですが、安定してその速度が出るため、全くフリーズしてパケットが詰まってしまうような挙動は見せないです。安定して通信されます。文字中心のWebページならかなり問題なく使えます。ぷららモバイルなら、制限がかかっていない状態でも、IIJmioの低速モード以下の速度で、かつ、通信もパケットロスして固まるというもはや事業としてありえない品質だったので、ここまで違うか・・と感動しました。

ただし、この低速モードも、実は2段階あるので注意です。3日間で366MBを超える通信を低速モードでしてしまうと、さらにキツイ、それこそ使い物にならないかもしれない制限をかけられてしまうようです。さすがにそこまで使ったことないのでどうなるかはまだ未体験ですが、そこまで使い過ぎないように注意しましょう。ちなみに、低速モードで366MBを超えても、高速通信のクーポンが残っていれば、高速通信は問題なく使えるようです。

バーストモードも、思っていたより長い時間、高速に通信しています。毎回、リンクをクリックしてページ移動する度、ページが切り替わる度にバーストモードで通信してくれるので、だいたいのページはバーストモード中に表示してくれます。ぷららモバイルのバーストは、0コンマ何秒とかそんなレベルで全く意味をなしていなかったのですが、IIJのバーストモードは本当に数秒高速通信しています。これも地味ですが本当にすごいことです。

クーポン繰り越しで3GBが実質6GBで使える安心感

BICSIMもIIJも同じですが、高速通信のクーポンを翌月まで1ヶ月間繰り越しが出来ます。私は3GBの契約ですが、例えば、

1ヶ月目:3GBのうち1GB使用、2GB繰り越し

2ヶ月目:5GBのうち2GB使用、3GB繰り越し

3ヶ月目:6GBのうち3GB使用、3GB繰り越し

というように、3GB繰り越し出来るようになると、何か急な用事や外出でたくさん通信する必要が出てきた時も6GBまで使えるという安心感を持つことが出来るのは大きいです。もちろん繰り越し出来るのは翌月までなので、3GB以上は持ち越せませんが、十分すぎるくらい便利です。なので、うまくクーポンを切り替えてやりくりするようにしています。

この高速/低速のクーポン切り替えがまたアプリですぐ出来て、通信量も見ることが出来るため、ゲーム感覚でとりくめて楽しいです。ただ通信しているだけなのに楽しい要素になっちゃってます。お得感もあるし。

wi2 300の自動接続は微妙だがあるとうれしい

さて、BICSIMだと公衆無線LANサービスがついてくると書きました。これはビックカメラが独自に行っているサービスで、月額料金が360円くらいかかるものが、BICSIMだと無料で使えます。マクドナルドやカフェ、駅など、色々なところにある無線LANが使えるようになるのは、通信料節約の意味でもうれしいサービスです。

ただし、注意が必要なのは、Wi2premium, Wi2premium_clubのアクセスポイントが無料では使えないという点です。昔はアクセスポイント全てが使えたのですが、この2つのアクセスポイントは独自の有料サービスになってしまいました。なので、サービス対象のアクセスポイントが9種類くらいあるのですが、上記2種類以外の7種類に無料で接続出来るということになります。

しかし残念なことに、ほとんどのアクセスポイントを占めるのが上記2つのアクセスポイントなので、事実上あまり使えないサービスになってしまいました。マクドナルドなどでは依然として使えるので、全く使えないわけではないのですが・・。駅などにあるのはほぼ有料のアクセスポイントなので、あまり使う機会はないかなといったところです。

そういう意味では、あまりBICSIMにこだわる必要はないかもしれません。普通にIIJmioで契約しても全く損はないと思います。

ちなみに、wi2 300のアクセスポイントエリアに入ると自動で接続してくれるアプリがあるのですが、これはWi2premium, Wi2premium_clubの除外に対応していないくて、毎回つなぎに行こうとしてエラーになります。ので、無線LAN設定から、この2つの接続を削除してやる必要があります。初心者には難しいと思いますね、このあたりは・・。アプリが対応すればいいんでしょうが、いつになるかわかりません。

また、移動中だと、接続しても電波が微妙だったり、すぐ接続が切れたりするので、結構邪魔だったりします。ないよりはあったほうがいいけど、そこまで必要でもない、という感じでしょうか。

いかがでしたでしょうか。BICSIMもIIJmioもほとんど同じですが、とにかくおすすめですということだけは変わりません。これからもこの安定した通信が続くといいなと思いつつ、クーポンを切り替えながら長い間つきあっていきたいと思います。

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