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amazonが9月から始めた動画サービス、プライムビデオ。そしてついに動画が自宅のTVに繋ぐだけですぐ見れるというFire TVが発売されました。届いて使ってみたのでさっそくレビューしたいと思います。
USBメモリのような見た目のスゴイやつ
まず、プライムビデオとTV Stickと、名前の統一感がないのがなんともいえないですね。ビデオっていうセンスもひどいし、ビデオなんだかTVなんだかどっちかハッキリしなさい、と言いたくなります。どうもバタバタと進めてきている気がしないでもない。
そう、私は怒っています。原因の記事はコチラ
なんと予約していたのに届かなかったという残念なことがあったばかりなので、まだちょっと怒ってます。プライムビデオもさんざん9月から開始と煽っておいて、9月末ギリギリでしたからね。お粗末すぎます。kindle paper whiteも、本体交換しました。なにかとAmazon商品とは相性が良くないようです。サービスは非常に良いと思うんですけどね。
数日遅れでなんとか届いたので、早速開封したいと思います。
わりとコンパクトな箱で来ました。吊り下げが出来るようになっていて、将来的には家電量販店などで販売することも狙っているのでしょうか。
動画サービス色々使えるのですが、なぜかGYAO!押し。よくわからん。パッケージはkindle本体と非常に似ています。同じ部署のようです。kindle売ってる部署がこのFire TVも担当しているようですね。どっちも問題があった私からすると、きっとダメな部署なんだろうなと想像してしまいます。kindle fire HDのCMもkindleのCMも非常に不快だったし。。
kindle paper whiteの記事はコチラ
気を取り直して、外箱を外すとこんなかんじ。中がオレンジなのが想像つくな・・ちょっとオレンジ見えてるし。
ドーーーン。まぶしいほどのオレンジが目に入ってきます。製品も黒いから、こういう蛍光色がよくあいますね。
中を取り出すと結構たくさん入ってます。リモコンの電池までついてるのは予想外に嬉しい。本当にすぐ使えるというやつですね。ケーブルもかなり長めです。電源ケーブルが必要というのは、非常に残念な欠点ですが、それだけ中のスペックが高い(電気をくう)ということでもあります。仕方ない。
シンプルなさらさらプラスチックで高級感ある筐体
それでは本体を見ていきましょう。
シンプルなAmazonのロゴのみ。そこはFire TV じゃないのかよ・・見事な中途半端。どのブランド名で売りたいかちゃんと決めてないんだろうなというブレブレ感が出てます。
StickPCだと、横に電源ケーブルついてますが、この商品でも同じにする必要あったんですかね・・?この電源ポートの位置はもう少し考えて欲しかった。この充電ポート以外はなにもついていません。ファンとかもないんですね。放熱は大丈夫なんでしょうか。
続いてリモコン。単4電池2本ですが最初から付いてますのでそれをセット。
とても軽く、大きさも大きすぎず小さすぎずちょうど良い。軽くてボタンも押しやすいです。それなりにチープ感はありますが、無線で接続しているため、方向など気にする必要はありません。ついつい赤外線リモコンみたいに向きを気にしてしまいがちなんですがね。。
リモコンの反応は非常に良いです。サクサク反応してくれます。TVリモコンみたいにもっさりしていません。これはかなりいい点ですね。
音声入力機能つきのリモコンは、上部にマイクとボタンがあります。私の場合、スマホのリモコンアプリで音声入力出来るというのもあり、通常のものにしました。値段を考えてもコレで十分だと思います。
ただ、音声入力はyoutubeなど他のサービスでは使えないのであまり意味無いです。さすがにこれは詰めが甘すぎるわ・・。
TVに接続したらすぐに使えて大画面でもキレイ
ではTVに接続してみます。うちは47型のVIERAです。HDMI端子がさせないと本機は使えませんが、だいたいのTVには付いているはずです。念のため買う前にはちゃんと確認してください。
TVに接続した状態。HDMIの延長ケーブルで接続したほうが、電源ケーブルもつなぎやすいのですが、正面から見た時に若干このFire TV Stickが飛び出しているのが気になりますかね。
電源を入れて、入力切り替えで差し込んだHDMIに切り替えます。
おお!すぐですね。電源どこだ??とか探している間にこの画面がすぐでてきました。最初は初期設定が必要です。ほぼ画面にしたがってボタンを押すだけです。
設定が終わると、アニメキャラのオッサンが出てきてガイダンスしてくれます。
最初に、Fire TVについての説明をしてくれます。
・・・が!この人、しゃべるのめちゃくちゃ速いです!もうとんでもなく流暢で話すのが早すぎて追いつけないくらいです。よく噛まないな〜と関心してしまいます。息継ぎなしで話してますよ。
お、無事出てきました。あとはリモコンで選んで見るだけ。と。わりと簡単ですね。
ちなみに、ホームボタン長押しでスリープ出来ます。コレはなかなか気付かないんじゃないかなぁ。
画質ですが、HD画質で見れるので、非常に綺麗です。全く問題なし。遅延も特に無い。結構マシンのスペックはいいようです。最初の動画読み込みも、結構早いです。というのも、予めある程度ユーザの好みの動画を読み込んでおいてすぐに再生を開始するというモードがあるようですね。これはなかなか快適な機能です。再生を開始したらすぐ動画が始まるというのは満足度に大きく影響しますからね。もちろん、ネットワーク回線が遅いとそもそもどうしようもないので、出来るだけ早い回線を用意することをおすすめします。音質も全く問題ないです。普通にテレビ番組見ているのと変わりません。
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レンタル必要ないどころか最新番組まで見れる
今やってるドラマも見れる
これは驚きました。今やっているドラマの1話から現在までの話が、1話単位で見ることが出来ます。315円くらいです。1話。最近は見逃し系サービスで、先週分だけは結構見れたりしますよね。その前になるともう見れないわけですが、fireTVだとそれが簡単に見れる。これはちょっと驚き。まさか最新の番組まで対応しているとは・・・レンタル屋を超えてますよね。
プライムビデオはこれからに期待
プライム会員だと無料で見れるプライムビデオ。面白いものもありますが、まだまだ少ないといった感じ。ただし、kindleのオーナーズライブラリに比べたらはるかにマシです。オーナーズライブラリも同じようにプライム会員なら無料で毎月1冊読めますが、あれは本当にゴミしかありません。人生の貴重な時間をドブに捨てる、顧客をバカにしているのかというレベルのサービスです。あれは酷い。
・・・おっと、話がそれましたね。今は孤独のグルメを見てます。アレは面白いですね。おじさんがひたすらご飯を食べてるだけなんですが、なんともハマってしまう不思議な魅力があります。海外ドラマも結構ありますね。アニメや映画など、一応それなりにジャンルが揃ってます。が、まだ始まったばかりのサービスなので、これからでしょう。期待しています。
他のサービスはアプリを通して見る
youtubeやニコニコ動画、huluやGYAOなど、色々な動画サービスも、fireTVstickで見ることができます。ただし、アプリを起動させて各サービスを使うというものです。youtubeなんかは、最初から入っていないので、インストールしないといけません。無料なのですが、一応購入という手続きをしないといけない。ま、ライバルの動画サービスですから、同じくらいの使いやすさだとプライムビデオで課金してくれなくなってしまいますし、そのあたりは仕方ないでしょう。
しかし問題なのが、youtubeでは検索しないと使い物にならないのに、音声入力が出来ません。音声入力すると、Amazonビデオから検索してしまいます。もしかしたら、使い方が間違っているのかもしれませんが、これは使えない・・。ポチポチリモコンで入力するしかないようです。
驚きのその他機能
Bluetoothでヘッドホンやイヤホンに繋げられる
なんとBluetoothが使えます。ヘッドホンを繋いでみましたが、簡単にペアリングも出来、非常に快適です。何気なくメニューの設定を見ていてみつけましたが、これはめちゃめちゃ便利ですよ!この機能こそ、もっと売りにしてパッケージに書いていいと思うんですが。
おそらくですが、Bluetoothを使うと、2.4GHzで無線LANを使っていると混線してしまうので、あまり表立って使わせないようにしているのでしょう。一応、設定すると注意喚起が出てきます。無線が混線しないように、wi-fiは5GHzを使うようにしましょう。これでバッチリです。
おっと、、、まてよ・・・・。Bluetoothが使えるということは、キーボードも接続できるのでは・・・・?youtubeの検索なども、キーボード使えればめちゃくちゃ快適じゃないか!これは後で試してみます。
※追記
キーボード、接続出来ませんでした。強制的に解除されてしまいます。うーん、残念。
ミラーリングまで出来てしまう
画面のミラーリングまで出来てしまいます。Androidだと、4.2以降には標準でついてるワイヤレスディスプレイ機能を使えば、スマホの画面がそのままTVで見ることが出来ます。早速やってみましたが、ごくごく簡単に出来てしまいました。すごいなぁ。なんかもう色々使いみちがありすぎで全部の機能は到底使いこなせない気がします。
無線LANはそれなりに対応
無線LANは802.11A/B/G/N (MIMO)に対応しています。2.4GHzも5GHzも対応しています。一番上位モデルの据え置きタイプのみが、802.11acに対応しています。Bluetooth機器を接続するなら、5GHzで接続するようにしてください。ただし、5.2GHzしか使えません。5.3GHzや5.6GHzを有効にしていると、接続出来ないようです。
気になるところ
アプリ立ち上げ・復帰がもっさり
プライムビデオは使いやすいのですが、アプリ経由でのその他サービスを使うとなると、もっさりしてます。youtubeも見るのですが、ホームボタン押して戻ろうとすると、なかり長い時間黒い画面で待たされます。アプリの切り替えはもっさりしているようです。そういう意味では高スペックなfire TVを買うというのも選択肢としてはありのような気がしますね。
据え置き型のこのモデルも結構売れているみたいです↓
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音声入力がアプリ内だと使えない
youtube結構見るので、音声入力で検索出来ないのは結構致命的な不便さですね。音声入力リモコンモデルは、発売延期されましたが、もしや・・・・・。
Bluetoothでキーボード繋ぐことができたら問題なさそうですが。※無理でした
電源ケーブルが必要。配線が美しくない
せっかくコンパクトでも、電源必要な時点であまりコンパクトの意味がない。それなら多少大きくてもしっかり熱対策などとれているモデルが良かった。中途半端。線も長いので配線がごちゃつく原因に。
TVから飛び出る
延長ケーブルでStickを接続すると、ケーブルが固いこともあって、TV横からはみ出ます。気にならないといっても、やはり少し気になります。機能性は全く問題ないんですけどね。しかしこのあたりは気にする人は多そうです。ぷらんぷらんしてるのが嫌という人は、工夫して設置してやる必要がありそうです。
無線LANの5GHzの帯域が狭い
ここまで気にする方はそうそういないとは思いますが。5.2GHzのみ許可にしておかないとうまく接続出来ませんでした。まぁ、5GHzに対応しているだけありがたいんですけどね。
いかがでしたか。総合的に考えると、この分野の後発組だけあって、性能は非常に良いと思います。この値段でこれだけの性能は、めちゃくちゃ安いと思います。コンテンツで利益を上げるビジネスモデルなのでしょう。本体は赤字覚悟というくらいかもしれません。
無料でも楽しめるコンテンツは多いですし、コスパは非常に高いと思います。ゲームなどあまりしないなら、このベーシックなStickモデルで十分だと思います。
買って損なしなfireTVstick。気になる方はこちらからチェックしてみてください。
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