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インターフェースにはこだわれ!!
・・・これが私の遺言です。はい。嘘です。でもそれくらい強く訴えたいのは本当です。ここで言っているインターフェースとは、PCの入力装置、そう、マウスやキーボードですね。
そんな私が愛用してやまないキーボードがこちら。
Happy Hacking Keyboard Professional 2。通称HHKBです。
結論から言うと、すごーーーく良いです。いい買い物したという言葉しかない。ただ、こいつの良さをうまく伝えられるかどうか・・
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なぜキーボードにお金かけるべきなの?
パソコンを仕事で使う方、家でパソコンをそれなりに使う方は多いと思います。最近はスマホが普及し、タブレットも多いですが、まだまだキーボードを日々使っている方は多いことでしょう。毎日、長時間使うものというのはお金をかけるべきです。
キーボード、どれくらい使いますか。毎日3時間くらいですか。デスクワークの方は当然もっと長い時間使うことでしょう。
どれくらいの期間使いますか。キーボードはまだまだこの先10年経っても使っている可能性は高そうですよね。
1日3時間×365日×10年=10950時間。とんでもない時間触るものですよ。私なんかはもっと使ってますのでもっと多くの時間キーボードに触れています。
ベッドにもお金をかけろといいますね。長く使うものというのは人生を快適に過ごすということと密着しているのでしっかり吟味して投資すべきものなんですよ。
例えば、プロの整備士はドライバー1つとっても、何万もするような良いものを使われる方が多いです。ドライバーなんて、100円均一でも売っていますし、同じ機能を果たせますよね。それでも、プロが選ぶのは高いドライバーなのです。決して見栄というわけではありません。少しのストレスが軽減出来たり、少し精度が良く使えたり、長い間同じ機能を果たす(100円均一のものなどは劣化が早い)など、さまざまな理由により、数百倍するものだとしても、結局はコストパフォーマンスが高いのです。
キーボードも全く同じです。特にボタンを押す回数が多い機器ですから、たとえば100万回キーを押すその1回1回が少し快適とか、押し心地がちょうどいいとか、鍵打音が少し心地良いとか、そういう少しの快適が100万回だと、充分元がとれる上、長い間使うわけですから、それだけ長い間人生が快適になるのです。
これはマウスも同じだと思います。マウス関係の記事はコチラ
Happy Hacking Keyboardとはなんぞや
公式サイトにはこんな感じで紹介されています。
HHKBは、主にプログラミングを行うエンジニア用に作ったプロ仕様のキーボードです。名前にハッキングと入ってますが決して悪い意味ではありません。Facebookの会社のビルにもHACK!と書かれていますが、ハッキングとは本来素晴らしい技術者への称号です。つまり快適にプログラミング出来ますよという意味がこめられています。
HHKB Proの特徴
最大の特徴は、なんといってもそのテクノロジー。高級キーボードの原因は、静電容量無接点方式という方式になっているからです。静電容量無接点方式とは静電容量の変化でキー入力を検知するもので、機械接点が無いため静音で、耐久性が高くキータッチも良いです。キーを押しこんで接地した時に信号が流れるのではなく、押しこみを行った瞬間に検知して入力されます。キーも軽く、非常に軽やかに入力できます。長時間の入力でも疲れないことはもちろん、誤入力が少なくなります。金融機関でつかわれるキーボードも、その信頼性の高さから静電容量無接点方式のものが多く使われているようです。
HHKBシリーズはキーが少なく、シンプルですが癖のあるキー配列です。F1やF2などのキーはありません。右下、左下のFnボタンを押しながら1キーを押す、等の癖があります。非常にコンパクトなサイズで、最小限のボタンだけ用意したよ、といったつくりになっています。Proは方向キーすらありません。しかしこれもすぐ慣れます。この点で心配する必要は無いと思います。誰でもすぐに慣れると思います。
ちなみに、ControlキーがAの隣にあります。これがものすごい威力です。Ctrlキーはここにあるべきなんだ!と使っていくうちに確信するはずです。この配置の快適さは使ってみないとわからないと思います。
豊富な種類
基本的にProfessionalと廉価版のLite版があり、それぞれに日本語/英語配列、カラーは白/黒、Proではキーに文字の刻印あり/なしがあります。私はProとLiteそれぞれ1つずつ所有しており、どちらも使っております。Liteの記事はまた後日改めて紹介したいと思います。
私がもっているのは、Professional 2 ホワイト 英字配列 無刻印です。
もしあなたがプログラミングをされるなら、英字配列をおすすめします。非常に合理的なキー配列です。
この無刻印でキーの少ない見た目、すごくかっこ良くないですか?
機能が、とか言っておいて見た目かよ!とツッコまれそうですが、見た目はとっても大事ですよね。キーの場所を覚えるまでとても苦労したのは秘密です。。
刻印のない”鍵盤”の前に佇み、そっと目を閉じてみる。
その心地良い打感に酔いしれてみて欲しい。
ピアニストが繊細な旋律を奏でるように、作家が愛用の万年筆で華麗な文学を
書き下ろすように、優美なプログラミングを堪能してもらいたい。
所有することの歓び。タイピングすることの感動。
真のエキスパートだけに許される悦楽...「HHKB Professional2 無刻印モデル
無刻印モデルの公式ページにはこんなカッコイイことが書いてます。完全に中2病だろというくらい攻めてるのがまたいいじゃないですか。
ちなみに、カラーのブラックは、厳密にはブラックではなく、墨というまさに和な色になっていて、めちゃくちゃカッコイイです。私は買うときにカラーだけは最後まで迷いました。
しかしですね、、、これ、実際に使ってみたら決しておおげさではない、まさに悦楽といえるほどだったんですよね。
どこがそんなに良いのか?
少しの違いどころではない!押すことがこんなに快感なのか
ボールペンの、ジェットストリーム使ったことある方、あのボールペンの滑らかさは、初めて使うとき非常に感動しますよね。たかがボールペン。されどボールペン。こんなにかき心地が良いものがあったのか。今までつかってたのはただの金属の棒だ!というほどに私は最初感動しました。
このキーボードはそれ以上の感情がありました。使った瞬間、
ああっっ!!なんで私はもっと早くにこのキーボードを買わなかったんだ!!高いなどと避けるべきではなく、むしろ一刻も早く買うべきだったのだ!!
と後悔しました。感動を通り越して、後悔したんです。入力とそのレスポンス、押し心地、キーの重さ、音。全て最高だ。あ〜何時間もカチャカチャしていたい・・・と、無駄に文字入力しまくっていました。1年以上経ちますが、まだ、飽きなど来ないです。むしろまだ今日でもずっとカチャカチャしていたいです。それくらいです。なんですかね。変態なんですかね。もしかしたら私が変態なだけかもしれません。今書いていてそんな気もしてきました。
秘密は音にあり
なんというか・・・音が本当に心地良い音なんですよね。カタカタとコトコトの間、スコココともストトトとも言えないこの音は、間違いなく中毒的な音階です。HHKB Proには、Type-Sという最高級品があり、静音性もそなえたキーボードがあります。が、特に普通のProでもそこまでうるさいということはないです。むしろ音があるほうがいいです。あまり勢い良くたたくとまわりに迷惑をかけてしまうかもしれないので、用途にもよるでしょうが、普通のProでも後悔することはないと思います。
キートップを変えるオシャレ用品がまたそそる
記事冒頭の写真を見て気づいた方もおられると思いますが、1つだけ主張しているキーがいますね。真っ赤なキーです。このキーはCtrlキーです。コピペに必須の、あのキーです。非常に良く使うCtrlキーが個々にある英字配列は、最高です。もうやみつきです。そして、なんとこのキーを彩るキートップセットというのが売っているんです。
ControlとEscキーを変更できます。ちゃんと刻印のものと無刻印のもの両方ついてます。そりゃあ買ってしまうでしょう。オシャレすぎます。この他にも、キーセットだけでも売っているので、ホワイトを買って一部だけ墨ブラックのキーをハメこむとか、色々なことが出来ます。私ももっとカスタマイズしたいですが、そこまでやるなら他のキーボードも試してみたい・・と、これ以上のことはやってません(笑
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ケースやパームレストなど周辺機器も豊富
私は専用キャリーケースまでは買いました。ホコリを防ぐ、専用のクリアーなフタ(キーボードルーフ)もあるんですが、それよりキャリーケースのほうが安いですからね。色々な周辺機器があって、全部欲しくなるかっこ良さですから充分に気をつけてください。アクリル製のパームレストすごく欲しい・・・。キャリーケースはしっかりしています。ホコリが気になるのでケースに入れておけば汚れることもなく、持ち運びにも便利ですからね。けどキーボードルーフも欲しい。。。まさに沼・・・
バード電子 キーボードルーフ Pro RF-HHPRO PZ-KBRF-HHPRO 新品価格 |
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お値段は高いが高くない
HHKB Proは2万円以上します。Type-Sで3万円くらいです。どうですか。ここまで読んでくださった方なら、決してそこまで高いとは思わないのでは?
3万円で10年使えるなら、1年あたり3000円。1日あたり8.2円です!半分の5年だとしても20円いかないですよね。20円以上の快適さはありますよ。そしてこういう長く使うものは、早く買えば買うほど元がとれますからね。私はその点後悔したので。。
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いかがでしたか。キーボードは毎日使うものですし、安い物でも別に問題なく使えますから、なかなか買うところまでいかず迷っている方も多いとは思いますが、一度この機会に真剣にインターフェースについて考えてみてはいかがでしょうか。
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