・・・買ってしまいました。
とうとう、買ってしまった。。
というのも、以前USB-DACの記事で
せっかくDAC買ったんだから、いいヘッドホン(HD598とか)欲しい的なことを書いていたわけです。
それをこの度買いましたのでレビューしたいと思います。
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HD598を買うにあたり、私の中では高い買い物であったため、事前に電気屋でヘッドホンを色々視聴して効き比べていました。
数あるヘッドホンの中でも明らかにこいつだけ別格でした。うるさい電気屋の中でこのオープンエアー型を聴いたのですが、一発で違いがわかるほどでした。
ああ、これだ。ヘッドホンを買うなら、これを買うんだ。とすぐに決まりました。
結局、買うまでにしばらく時間がかかってしまいましたが、無事買うことができました。
写真で見る開封の儀
まずは未開封の状態から。わりとしっかりした箱に入ってます。前面の半分にトビラが付いている。
これが開きますが・・・そ、それだけ??
マグネット式で開閉するギミックがあります。
開くことによって端子の部分が見えます。
へぇ・・・・以外のコメントが出来ないです。
箱を開けるのにこの開閉部分は全く関係ありません。さっさと出します。
ド ド ン ッ
第一印象・・・・そこまでプリンしてない!カッコイイ!!。第一印象から明らかにワンランク上のソレ、といった質感が出ています。さらさらのベージュ部分に、ちょっとテカッとしたカラメル部分。そこに主張しすぎないもふもふパッドがついて、全体のバランスが一段と製品の完成度を高めている厳かな雰囲気があります。それでいてどこかポップ。イイぞ今のところ。
HD598レビュー
これまでに、少なくとも30時間以上は聴きこんでからのレビューになります。このヘッドホンはエージングが超重要、と言われています。ただ、私の買ったものに関してはエージング前と後でそこまで劇的に変わった気はしません。最初から結構よかったです。ただ、少しだけ、ほんの少しだけボーカルの高音域が出るようになったかな?という素人の勘違いレベルの違いを感じたかな?というところです。これからまた聴きこんで変化あれば更新したいと思います。
製品のつくり
・上にも書きましたが、質感が非常に良い。作りが細かいところまでキチンとしています。HD598には、低価格モデルであるHD558の改造の話がつきまといます。吸音シール剥がすだけで同じ音になるというものです。私は持っていないのでなんともレビュー出来ませんが、少なくともHD598は製品としての仕上がりレベルは高いです。
・ヘッドホンのケーブルはリケーブル可能です。くるっと回してカチッと固定するタイプです。簡単に引っこ抜けないようになっています。
つけ心地
・きつくないのにフィット感があります。不思議。たいてい新品のヘッドホンは締め付けがきつかったりします。ティッシュ箱につけてゆるくさせるワザなどがありますが、こいつには必要ありません。本当に、何時間つけていても疲れないんです。これは本当にいいです。左右で長さ調節可能で、きちんと合わせてやるとジャストフィットします。ちなみにメガネでもまったく問題なく、痛くならないのです。もう正直これだけでも買ってよかった。
・長時間聞いていて疲れない音です。着用した疲れなさと、音の疲れなさ。この2つは非常に相性が良く PC作業などの長時間の作業にあっているなと思いました。
・疲れないからずっと着けてます。するとその音に慣れてしまいます。で、他のお気に入りのイヤホンなどを使うと、あれっ??こんなにダメだったかな?こっち。みたいなこともあったりします。
音
肝心の音のレビューです。あくまで主観なのでそのあたりはご了承ください。
私の環境は、MacBookAirにPC100USB通して聞いています。
・音がきらびやかです。粒が立って解像度の高い音です。特に中音域がその傾向が強い気がします。
・あまり耳にはよくないのですが、音量あげるとまた別世界があります。アンプを通す通さないなど環境によってこのあたりは印象が大きく違うと思いますが、スマホなども、音量少しあげると良いです。
・アコギの音が特に綺麗に感じます。うっとりします。
・これまで聞こえなかった音が聞こえます。同じ曲を他のイヤホンと聴き比べたりしましたが、明らかにこの音はこのヘッドホンでないと出現しない、というパターンがありました。裏の効果音が1音1音ちゃんと音を出しています。ボーカルと低音に逃げてないな、という感じです。
・ボーカルの息継ぎの音などもはっきり聞こえます。
・男性ボーカルのほうが綺麗に聞こえる気がします。ほんのちょっと。音域がやはり中音域がいいのかなぁ。。
・低音バリバリではない。この辺はPC100USBの音作りに引きずられているような気もします。ただ、低音も綺麗に出ます。長時間聴きこんでもしんどくないんです。低音がいいヘッドホンだ!というのも、実際問題低音を大きくしてごまかしてる部分もあるんだろうなと改めて思わせてくれるような自然な低音。
・さ行がささらないです。このあたりが長時間聴いて疲れないポイントのような気がしています。ボーカルのさ行が耳にささらないです。さ行が綺麗に聴けると自然な声に聞こえるんですよね。
欠点はないのか?
今のところ特にこれといって致命的な問題はないです。しいて挙げればということで数点あげてますが、個人的にはそこまで気にしていません。
・変換アダプタがデカイ。ミニジャックへの変換アダプタがでかいので、スマホなんかにつけるのは結構違和感あります。まぁあまりポータブル用のヘッドホンではありませんが。
・ケーブル長い。3mあります。これは正直長すぎてちょっと不便です。まぁ大は小を兼ねるというだけあって、短いよりはマシですが。。
・オープンエアー型なので、当然ですが外に持ち運んで聞くようなタイプではありません。最初から家用に買ったので問題はないです。逆に持ち運び用をお考えならあまりおすすめしません。これだけ音がいいので、正直外でも使いたい願望が出てきてます。
参考動画
いかがでしたか。まだまだこれからもっと聴きこまないと、という部分もあるので現時点でのレビューになります。検討されている方や気になっている方の参考になれば幸いです。
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