元FIFA執行委員チャックブレザー氏が賄賂の受け取り認める

http://time.com/3908020/fifa-bribery-2010-world-cup/

元FIFA執行委員チャックブレザー氏が、2010年のワールドカップ開催地を南アフリカに投票するにあたって、賄賂の受け取り認めました。

彼は、1990-2011からのサッカーの北中米とカリブ海地域のNo.2当局者で、1997-2013年からFIFAの経営委員会に勤めていました。 2010年のワールドカップ開催地になった南アフリカは、ホスト国を決める投票で14-10でモロッコを破り開催地に決まりました。この時、ブレザー氏は賄賂をうけとり、南アフリカに投票しました。

さらに彼は、1998年のホスト国投票時も賄賂事件に関連していると語っています。

どんどん明らかになる賄賂問題ですが、本当に残念というか、当時から賄賂があるとは言われていましたが、ここまで腐敗しているのかといった感じです。開催地決定から優勝カップの利権やら試合の判定に至るまでワールドカップに関わるあらゆるものが賄賂にまみれているというのはなんというか非常に冷めてしまいますね。やはり世界的に成功し、人気が続き、盛り上がるワールドカップという巨大なイベントを動かす組織も、盛者必衰の理というべきか組織は腐っていくのですね。。

シャープやっぱりリストラ?FIFAで賄賂?なぜ組織のトップは腐敗するのか

ちなみに、ブレザー氏は現在70歳で、直腸癌の化学療法および放射線療法を受け、糖尿病や冠動脈疾患に苦んだと、裁判所に車いすで登場し語ったとのこと。

因果応報なのかはわかりませんが、悪いことすると何かしらの形で返ってきてしまうものなんでしょうか。

徹底的に不正を明るみに出した上で、再発防止につとめてほしいものです。しかし、人類の歴史は何千年も前から賄賂で動いてる部分もあり、ある意味、社会組織の真理も含んでいるのかと思ってしまう部分もあり複雑な思いではあります。

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