高速バスといえば、事故のニュースなどにより危険で不安、安かろう悪かろうのイメージがある方も多いかもしれませんが、高速バスの進化のスピードはかなり早いです。乗るたびに何かしら進化しています。バスの車体、運行システム、道路、バス停、施設・・・全てが進歩しており、交通の手段として魅力的になってきていると思います。
もちろん、快適になったからといって危険な乗り物ではいけないわけで、安全面の強化ももちろん図られています。
※2015/07/16 追記
ウィラー高速バス事故についての記事を書きました
先週末に高速バスに乗ったので振り返ってみようと思います。
バス車体
いや〜、最近のバスはすごいですねぇ。昔はせまーい4列シートでぎゅうぎゅう揺られながら、となりで異様な臭いのするおじさまなどと一緒に無理矢理アイマスクで寝ていたイメージでしたが。
最近は3列は当たり前、4列でも1シートそれぞれが左右両方の肘掛けがついていたり、前後のスペースも充分にとっておりシートを深く倒しても後ろに迷惑をかけない。さらには1シートずつにコンセントがついており、フットレストもある。ちょうど新幹線のグリーン車レベルの装備になっていますね。バスによっては首用のエアマクラ的なものや、頭をすっぽり覆い隠せるようなフードがついていたり、高級なシートだとカーテンも1つ1つのシートについていたりします。
システム
もうほとんどのバスがネットで座席確認や予約が出来ますね。支払いもクレジットカードやコンビニ払いなどですませ、乗るときには名前を言うだけですんなり乗れてしまいます。また、バス乗り場も駅から近いところに大きな施設があることが多く、電車と同じような電子掲示板での時刻表示や、トイレや自販機など施設も充実していて乗る前に不安になることなく安心してバスを待つことが出来ます。都会だとアナウンスや案内係の人も常駐しておりなおのこと安心ですよね。
サービスエリア
サービスエリアも凄いですね。新しい道路が出来ると、当然あたらしいSAも出来ますが、最近のサービスエリアのきれいなこと。おしゃれなショッピングモールを小さくまとめたような、それでいて場所毎に個性のある作りになっているのは休憩が楽しみになってしまいます。特にトイレが綺麗。やはりトイレはサービスエリアの重要な役目ですから、そこが清潔で快適というのはいい旅には必要ですから。サービスエリア前の出店なんかも季節ごと土地ごとに名産メニューがならんでおり、高速バスの休憩時は端から端まで歩きまわってました。
こういうのは新幹線にはありません。旅と思って楽しむと、長い時間も嫌な思いせずに過ごせますね。
道路・乗り心地
最近の道路と昔からある道路で、だいぶ乗り心地が違います。昔よく車酔いしていたのは、道路状況も原因として大きかったと思います。新しい道路の快適なこと。道路でこんなに違うんだ・・というくらい違います。新幹線に乗っているのとあまり変わらないです。
ただ、道路は快適でも、交通状況によっては渋滞することもあります。こういう進まない状況などに巻き込まれる時のストレスは現代人には凄まじく、これが唯一にして最大の欠点であるといえるでしょう。乗っている時間がある程度長いのは乗る前から分かるわけです。それが嫌なら最初から乗らなければいいだけですが、渋滞によって予定の到着時間から何時間も遅れるということが結構あります。今の時代、予定外の遅れ数時間は致命的です。
なので高速バスはやはり時期を選ぶ(避ける)事はそれなりに考えてください。値段よりも重要な点だと言えます。
時間
乗車時間が長いのばかりは仕方ないです。そういう乗り物ですから、高速バスを選んだ時点で値段と時間をトレードオフしているわけですよね。なので納得感はあります。
ただ問題は、その乗車時間の暇つぶし。夜行バスなら睡眠していればいいのですが、昼行バスは結構キツイ。
そこで、一番大切な持ち物がイヤホン。飲み物とイヤホンだけは絶対に忘れないようにしてください。アイマスクなどは今のバスにはそこまで必要ないと思います。間接照明がおおいですし。ただイヤホンは必要ですよ。充電出来るのでスマホやウォークマンで音楽やラジオは聴けるようにしておくのがおすすめです。画面を見るゲームなどは人によっては酔います。ラジオがやはり長時間のお供には最適ですね。スマホにradiko入れてラジオでも聞きながら外を見たり寝たり、酔わない人は本を読んだりしてるとそのうちバスはサービスエリアに入ります。そこで必ず外に出て、トイレにいって、サービスエリアから自然を見るのです。だいたい高速道路なんて田舎の自然の中が多いのでサービスエリアのまわりはだいたい自然に囲まれています。そこで深呼吸したり買い食いしながら時間を潰して楽しい旅にしてしまえばいいんです。
※ちなみにイヤホンの記事は以下にあります。
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毎週のように乗るにはキツイ気はしますがね・・・
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