これだけは読んでおけ的なおすすめ本 28選を晒すことにします

その人を知りたければ、本棚を見ればよい。

とはよく言ったものです。本を読むのは大好きですが、いい本に出会えたときの人生の満足感というのはたまらない中毒性があります。本に囲まれて悠々自適な生活を送ることが出来ればいいなと思いながら、日々あくせく読む暇もなく働いているわけです。

そんな中、恥ずかしながら私の好きなおすすめ本を紹介させていただこうと思います。本なんていうのは所詮は好みは個々人によるので、とりあえず読んどけ!とまでは言いきれないですが、少なくとも私が影響をうけた本をご紹介します。

本当はそれぞれちゃんとした書評を書きたいのですが。残念ながら過去に読んだものなので書評をかくには遅いんです。。ああいうのは、読んで頭に残っているうちに一気に書いてしまわないとダメですね。良い本なのでまた読みなおした時にそれぞれの書評はブログとして書きたいなと思います。

おすすめ本は自分ではどれも甲乙付けがたく、順位はつけられないのでランキング形式ではなく、なんとなくの分類でご紹介することにします。

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小説

夏目漱石作品

吾輩は猫である〈上〉 (集英社文庫)

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こころ 坊っちゃん (文春文庫―現代日本文学館)

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いきなり作品名じゃなく作家を出してしまってますね。ただ、さすがに日本国のお札になった人だけあって、とにもかくにも読んでおいて損はないです。どの作品でもいいのでひとつは読んでおきたい作家です。個人的には吾輩は猫であるがおすすめ。教科書に出てきますし、冒頭はあまりにも有名です。ただ、ちゃんと全部読んだことはなかったので読んでみたところとても面白かったです。必竟〜であるから、なんていう書き方が読めるのが漱石作品です。こころもいいですね。それからもいいですし、坊ちゃんもまた雰囲気が違っていいです。。ってキリがないのでやめます。基本的には出てきた順が私の好きな作品順です。

ノルウェイの森

ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット (講談社文庫)

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私はハルキストではないです。何作か読みましたが正直、そこまで好きではないです。なぜそこまで人気があるのかわからないくらいです。ただ、これは別格です。これはガツンときました。情景がありありと頭の中に迫ってきます。読み終わった後の読後感がなんとも言えずショックを受けます。。仕事なんてやってていいのか・・人生ってなんだ・・・みたいな深みにはまらないようにご注意ください。

愛と幻想のファシズム

愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫)

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愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)

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私は村上龍派です。この愛と幻想のファシズムはずいぶん昔に読みましたが今でも記憶にはっきり残っています。とても衝撃的な作品です。鈴原冬二のカリスマ性や、ファシズムの形成されゆく様、勢い、テンポ等素晴らしい作品でした。ちなみに、限りなく透明に近いブルーもとんでもない作品です。ぶっ飛んでます。これが村上龍のデビュー作とはこれが天才というものか・・

金閣寺

金閣寺 (新潮文庫)

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はじめて読んだ三島由紀夫の作品です。この後何作か読みましたがこれを超えてはいません。こんなにヌメヌメした小説はこれまた衝撃です。淫靡な表現で「肉」という単語がよく出てきますね。三島由紀夫作品は。読み終えると疲労感を覚えます。それだけ読者に訴えかける力のある作品です。

ボックス!

ボックス!(上) (講談社文庫)

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ボックス!(下) (講談社文庫)

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百田尚樹は同じジャンルの作品は2度と書かないらしいです。そうとう自信があるのでしょうか。しかしどこもこれも素晴らしい作品です。色々と問題発言をしたりと何かと話題になる人ですが、作品は本当に素晴らしいです。特にボックス!は素晴らしい。これは年頃の人(主人公と同じような歳・学生)が読むのと歳のいったビジネスマンが読むのとでは感じ方が違うと思います。本当に爽やか。爽やかの極みですね。ストーリーが非常に良いです。こういう心を思い出す必要が時々あるのです。大人ってのは。

永遠のゼロ

永遠の0 (講談社文庫)

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これはもう説明がいらないでしょう。百田尚樹は取材力がすべて、と言っていましたがたしかにこの作品も取材に相当時間をおかけになったのだろうと思われます。しかし取材だけではここまでの作品にはならない。百田尚樹はプロットから作りこみました臭が結構キツイ作品が多いですが、この2作は良いと思います。

舞姫

現代語訳 舞姫 (ちくま文庫)

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美少女に岩石で頭をガツンと殴られたような衝撃的な作品。読むのにそこまで時間はかかりません。未読の方は是非読んでみてください。



歴史

燃えよ剣

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燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)

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わたしの司馬遼太郎デビューはこの本です。これですっかり新選組の大ファンになってしまいました。新選組血風録はもちろん、新選組の本はなんでも買ってしまいます。にしてもこの作品は反則です。史実ではわりとパッとしない新選組ですが、この作品が日本人に与えた影響は大きいと思います。

福翁自伝

新訂 福翁自伝 (岩波文庫)

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この記事で紹介している本はどれも最高で細かく順位はつけられませんが、トップのほうは違います。この作品こそ私のベストだと思っています。さすが不動の日本国の最高貨幣1万円札になるだけあります。この本は今でも慶応大学の入学生全員に配られるそうです。それだけの価値はあります。

マキアベッリ語録

マキアヴェッリ語録 (新潮文庫)

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私は生粋のマキャベリストなので、この本をエントリーしました。人によってはこういう考え方は受け付けないかもしれません。が、こういう思考は読んでおいて損はないと思います。今でも時々本をパラパラめくって眺めています。

坂の上の雲

坂の上の雲 全8巻セット (新装版) (文春文庫)

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司馬遼太郎は好きすぎてあまり読み過ぎないようにしています。もう新作が出ないので、毎年少しずつ作品を選んで読むようにしています。その中でもこの坂の上の雲は有名なだけあって本当にすばらしい完成度です。司馬遼太郎自信も一番脂ののっている時期に書いたんだろうなというキレのある作品です。読み終わると、横須賀に行くことになるでしょう。

フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

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理系は必ず読むべきです。否、文理関係なく読めるかつ素晴らしい一人の人間の努力・ドラマがあり感動します。

ローマから日本が見える

ローマから日本が見える (集英社文庫)

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ローマ史とはこんなに面白いものと教えてくれたのがこの本です。これだけドラマチックに書けるのは塩野さんだからでしょう。スキピオには非常に影響を受けました。ビジネスに重ねても役に立つ場面がおおいはずです。



哲学

幸福について

幸福について―人生論 (新潮文庫)

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私の師匠のショウペンハウエル先生の作品です。ベスト3には入る教科書のようなものです。こんなにあいまいな問題をこれだけ論理的に説明出来る文章はもはや人類の宝ですね。膝をたたきまくりました。

読書について

読書について 他二篇 (岩波文庫)

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こちらもショウペンハウエル先生。読書が好きな方は読んでおくべきでしょう。いいことだけが書いてあるわけではありません。警告はしっかり受け止めるべきです。

タオ 老子

タオ―老子 (ちくま文庫)

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老子の考え方は一見古臭く感じるかもしれません。しかし考え始めると非常に奥深く色々考えさせられます。ダーウィンがいうところの「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である」という方向の思想ですね。


ビジネス

考える技術・書く技術

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

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ビジネスで文章を書く方は絶対に読むべき本です。人には教えたくない本といいたいところですが超有名な文章を書く技術の本です。ビジネスで文章を書くのはきっとほぼみなさん当てはまると思います。つまりはみなさんに読んでいただきたい本です。

組織の盛衰

組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか (PHP文庫)

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維新の会のブレーンの堺屋太一さんの本ですね。組織論に興味がありまして、そういう本の中でもずば抜けてます。特に組織で働くサラリーマンは読んでおいて損はないはずです。

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫

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自己啓発の分類かもしれませんが、ビジネスマンとしての振る舞いを、愛する息子へ渾身の思いを込めて綴っている手紙だけあって内容も非常に具体的で熱いです。だれしも必ず役に立つ部分があるはずです。

武器としての決断思考

武器としての決断思考 (星海社新書)

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ロジカルシンキングは日本人は本当に弱い。ロジカルシンキングをしろということを思考停止で言い続けることはあっても本当に使いこなすためには武器として使いこなせるまで鍛えなければなりません。タイトルどおりあなたの武器となる本でしょう。

マネジメント

マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則

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もしドラを読み、そのあとこのドラッガーのマネジメントも買いました。ミーハーですねー。しかし、本当に涙が出るくらい気づきが多く得られる良書でした。これはビジネスマンなら読んでおくべきでしょう。マネジメントは人をマネジメントするだけではありません。自分もマネジメントするべきなのです。

経済

日本経済の罠

日本経済の罠 (日経ビジネス人文庫)

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経済の難しい話は苦手ですが、実に論理的に話の筋の通った、読むと納得の嵐という本です。

デフレの正体

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)

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いまの日本はスタグフレーションでしょうか。デフレと人口の関係を見事に書いた本で、読めばきっと得られるところがおおいでしょう。文章の構成や書き方、データの見せ方なども非常に勉強になります。



自己啓発

時代にもよるのでしょうが、今の時代は意識高い系、と言われ自己啓発はなんというか痛い人が読むという風潮も少しあるような気がします。ただ、たくさん読んで現実と向きあってそこで色々学び大人になっていくというもいいじゃないですか。思考停止系のほうが私は嫌です。なんにせよ自分を一歩前に進めようという姿勢はバカにすべきではないと思いますがね。

成功者の告白

成功者の告白 (講談社 α文庫)

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成功してる人の言い分というのも一度は目を通すべきです。その時その人その状況だからうまくいったとか言ってるとなにも学べません。ビジネスのサイクルなどなかなか面白く読めました。

エッセンシャル思考

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする


これはかなり最近に読んだ本です。これはいいです。エッセンシャル思考とはまさしくマキャベリズムに通ずるものだと私は思っています。本屋で見かけたら是非目を通してみてください。

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ 文庫版

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超有名な自己啓発本。自己啓発をこれだけの物語にしたのはある種発明ですね。だからあれだけ売れた。文句なしに面白い。水川あさみさんのドラマも見てました。スラスラ読めますし、本が苦手な方でもとっかかりとして良い本だと思います。

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