ルービックキューブの魅力 子供の知育、大人の趣味としてもサイコーにおすすめ!つべこべ言わず触ってみてほしい

ルービックキューブを知っている人は多いと思います。触ったことのある人も多いと思います。ただ、今現在持っている、6面揃えられるという人になると結構少ないかもしれません。そんなルービックキューブの魅力を書いてみたいと思います。

私の所有しているキューブたち

私の所有しているキューブたち

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ルービックキューブとは

ルービックキューブは、ハンガリーの建築学者で、ブダペスト工科大学教授だったエルノー・ルービックが1978年に発明したものです(wikiでは1974年考案とある)。生徒たちに3次元幾何学を教えるために動くモデルを考えており、ドナウ川の流れをみていて思いついたというものです。本来はおもちゃではなく、学術的な理由で誕生したものなんですね。それを、メガハウス顧問の和久井さんという方が、当時アメリカのおもちゃ見本市で出品されていたものを日本に持ち込み、大ブームになった超有名な立体パズルです。おもちゃ見本市で、「1面完成したら50ドルさしあげます」という懸賞がついていて、和久井さんも挑戦したものの全然解けず、となりの外国人男性も必至な顔で格闘しているのをみて、いけると確信したそうです。1980年当時の日本のルービックキューブブームは凄まじく、どの店も売り切れで、テレビCMを作っておきながら商品が足りなくなったために放送できずお蔵入りさせてしまうほどだったようです。

今のルービックキューブ

そんなロングセラーな定番パズルのルービックキューブですが、現在のルービックキューブは、6面揃えることを前提とした、速さを競う競技として人気があります。ちなみに、ルービックキューブというのはメガハウスが商標を持っていますので、それ以外のものは単にキューブという事が多いです。競技者のことをキュービスト(日本以外ではキューバー)といいます。この競技をスピードキューブといいます。世界記録としては6秒台で6面揃えるという記録もあります。

ちなみに、このパズルは数学の群論という分野に位置し、2010年に、理論上20手あれば、どんな状態からでも6面そろえられるということが解明されています。

キューブの魅力

シンプルなパズルで無限のパターン

3×3のマスで6面色が違うタイルが並んだだけのこのパズル、シンプルで単純な構造をしています。3方向に動かすだけなのにもかかわらず、なんとパズルのパターンは4,325京2,003兆2,744億8,985万6,000通りもあります!!!天文学的な数のパターンがあり、動かすたび、新しいパターンを見ているといっても過言ではありません。世界のキュービストたちの今までのパターン全てを足しても、計算上まだ人類が全てのパターンを見るには至っていません。なんとも夢のある話ではないですか。それだけずっと楽しめるということです。コンピュータも入っていないこの玩具がそれだけの可能性を秘めているんです。どうです。心くすぐられませんか?(笑

目と手と頭を使う脳の運動

色とりどりのパネルを見ながら頭でどう動かすか考え、両手を使ってそろえるこのパズルは、子供の知育おもちゃとしてもいいですし、大人の頭の運動としてもちょうどいいんです。何度も繰り返しパズルをやっていると、ある時、触る前から数手先の面の色がわかったりします。始めたばかりだと、1手動かすだけでもどうなるかこんがらがります。3Dというのはなかなか頭でうまく想像出来ないんですよね(人にもよると思いますが)。結構頭が鍛えられている気がします。成長していく自分が楽しいです。スマホゲームよりはよほど頭の健康にいい時間の使い方だと思います。うまく言えないんですが、動かして慣れてくると、ああ、数学なんだということが経験を通してなんとなく分かる部分があります。で、きちんと群論を学んでみようかと、群論の本などを探してみると、それはもう、とんでもなく何回な数学の本で、挫折してしまいますが・・。ただ、そういう難しい分野に触れることが出来ている、ああーここを、こう動かすとこうなるのか、という法則のようなものを発見する瞬間は、数学者になった気持ちになるんです。

カチャカチャ動かす楽しさと揃ったときの快感

パズルをカチャカチャ動かしているだけでも、正直なんか楽しいんですよね。なにかTVなどの画面をぼーっと見ている時や、考え事をしている時にふとキューブをカチャカチャ触ったりしてしまいます。これはいわゆる電話をしている時に紙によく分からない落書きをしてしまう現象にちかいといったらいいのか、なんというかちょうどいい大きさと小気味良い音なんですよね、キューブって。あと、6面揃えられるようになると、揃えた時のちょっとした快感というか、知恵の輪が解けたときのような小さな快感があるのがいいんですね。一区切りつく感じがいいんです。パターンが多いパズルですから、いつでも新鮮にパズルに取り組めます。で、揃える、気持ちいい。これの繰り返し。大人だとコーヒーやタバコなど嗜好品を楽しむ時のちょっとした一区切り感といったらいいんでしょうか。

お手軽にいつでも出来る

充電もいらず、アプリのインストールもいらず、高いお金を払う必要もなく、立ち上げの時間もかからない。机に置いておけば、手にとった瞬間から始められます。リビングに、トイレに、色々な場所に置きだしたらアナタも立派なキューブ中毒です。

インテリアにも意外とイイ

そうやって色々なところに置いておいても、インテリアになっちゃうんですよね。不自然じゃない。それもいい。

特技になる

宴会芸としては鉄板でしょう。2,3分くらいで揃えられるようになると、人に見せると驚いてくれます。早く揃えるとカッコイイです。カッコイイって重要じゃないですか。
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キューブの種類

3x3x3キューブ

本家メガハウスのルービックキューブは、実は品質としてはあまり高くないんですね。決して悪くはないのですが、競技で使う様なものは全然違います。同じように見えるキューブですが、物によって品質が、ビックリするほど違います。私も色々試しましたが、見た目は同じでも、本当にビックリするくらい違います。100円均一で売っているようなものは、本当に酷いです。回らないです。ギギギ・・・という感じです。競技用で使われるものは、中国製が多いようです。そう、mede in Chinaのほうが品質がいいんですね。回転する機構などは実は物によって全然違うのです。いいものは本当に工夫されていて、なめらかに回転します。それでいてゆるゆるじゃない、絶妙な調整がされています。また、写真のように、パネルを外すとネジがあり、これを回すことによって、こまかな回転の硬さの調整が出来るんです。

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これは有名なDaYanのZhanChiというものです。本家のルービックキューブは調整は出来ません。

その他のキューブ

3x3x3以外にも色々な種類があります。
立体パズル 2×2×2 キューブ型 パズル 6面体 黒素体
こんなのとか

立体パズル 4×4×4 キューブ型パズル 黒素体
こんなのとか

立体パズル 5×5×5 キューブ型パズル 黒素体
こんなのは当然のこと、

LanLan マスタースキューブ
こういう特殊な区切りかたをしたものや、

ShengShou メガミンクス

こんなものまであります。

かわった商品としては

こういうのもあります。

ルービックキューブは通販の専門店のtriboxが有名です。始めから調整してくれているという極め細やかなサービスは素晴らしいです。私は同じキューブの色違いをAmazonとtribox両方で買いましたが、同じ商品なのに、triboxで買ったものは非常になめらかでちょうどよい調整がされている反面、Amazonで買ったものは、いくら調整しても全然ダメです。こんなに違うのかというくらい違います。そもそもある一定の水準のものしかtriboxは顧客にまわしてないのかもしれません。それくらいスゴイです。中国製のものはたしかに当たり外れがありますからね。その他、変わり種のキューブもたくさん売っていて、見ているだけでも楽しいです。私はtriboxをおすすめします。

6面の揃え方

今の時代、6面を揃えるのはずいぶん簡単になりました。一番簡単なのは、アプリをインストールすればいいです。最近のアプリは、6面をスマホで撮影すると、最短の揃える手順が計算で出てくるというチート的なものがあります。ただ、私のおすすめの方法は、

まず、なにも見ずにやってみる

なにも見ずに6面揃えられたら、IQ130相当らしいですよ。

ええ、私は無理でしたよ。ただ、揃え方を覚えてしまうともうそういったチャレンジは出来ないわけですから、存分に揃えられない期間を楽しむべきです。もう無理だ・・というところまでは、自分の力で頑張ってみてください。1面を揃えるところまでは、粘れば結構出来るはずです。

6面の揃え方を1つ覚える

次に、6面揃える方法を1つ、覚えます。というのも、揃えるやり方はたくさんあるからです。本家のメガハウスのルービックキューブを買うと、揃え方の小さい説明書のようなものがついてきます。ルービックキューブを買った人はそれを見てまずは覚えましょう。ちなみに、メガハウス社に揃えたというのを送れば、認定証がもらえます。

それ以外のキューブを買った人も、ネットを見ればいくらでも揃え方が見つけられます。有名な解法は、ツクダ式とLBL法という2大解法というのがあります。私はLBL法をおすすめしますが、好きな方を覚えてみてください。

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私はこの本で覚えました。
こちらのサイトもおすすめです。

なんども反復練習する

揃え方を覚えたら、あとはなんども反復練習あるのみです!だんだん早く揃えられるようになっていく成長の過程や、自分流の小さな発見も楽しいです。ここまできたら立派なキュービストですね。

息抜きにネタパターンも覚える

キューブは、単に6面揃えるだけでなく、いろいろな面白い(美しい)模様をしたパターンがあります。これを覚えるとさらに宴会芸としての完成度が高くなっていきます。チェッカーキューブ、へそキューブ、6面H、キューブインキューブ、エンゼルフィッシュなどたくさんの種類があります。余裕が出てきたらこういうパターンも1つ1つ覚えていくと、さらなる楽しみが広がります。

キューブの中に小さいキューブがあるように見える「キューブインキューブ」

キューブの中に小さいキューブがあるように見える「キューブインキューブ」

揃えるもよし、面白い模様をつくるもよし、楽しみ方も無限大。以外と奥が深い世界なのです。
大人気キャラクター商品が盛りだくさん!『プレミアムバンダイ』

いかがでしたでしょうか。私もまだまだ全然早く揃えられないですし、パターンもあまり覚えられていません。しかし、やればやるほどに奥の深さがわかってくる不思議な魅力があります。ルービックキューブ自体は、とても安く買えますし、ずっと遊べます。たとえすぐ飽きてしまうにしても、やったことのない人は1度くらい挑戦してみてはいかがでしょうか。

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